イエスは彼(トマス)に言われた。「あなたはわたしを見たから信じるのですか。見ずに信じる者は幸いです。」(ヨハネの福音書20章29節)
1.ピリピ人への手紙3章17節ー4章1節
2.ヘブル人への手紙11章1節ー16節
3.ペテロの手紙第一1章3節ー9節
4.ヨハネの手紙第一1章1節ー4節
イエス様はユダヤ人たちには、ご自分のからだの神殿のことを「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」と仰せられ(ヨハネの福音書2章13節ー19節)、ペテロが「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と申し上げると、弟子たちにはハッキリとご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、三日目によみがえらなければならないことを打ち明けただけでなく、実際ラザロを死からよみがえらされたのですが、死からよみがえられたイエス様が弟子たちのところに来られた時、トマスだけがそこにいなかったので、ほかの弟子たちが「私たちは主を見た」と言ったのに、彼は「私は、その手に釘の跡を見、私の指を釘のところに差し入れ、また私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じません。」と言ったので、イエス様はトマスもいる時、八日後に再びご自身を現され、彼が言ったように「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」と仰せられたので、彼が「私の主。私の神」と申し上げると、主は「「あなたはわたしを見たから信じるのですか。見ずに信じる者は幸いです。」と仰せられたのでした。私たちはイエス様を見ていませんが、みことばと弟子たちの証言を信じてイエス様を信じていますから、私たちは幸いな者であることを忘れないようにしようではありませんか。