悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。(ローマ人への手紙12章21節)

1.詩篇37篇1節ー15節
2.マタイの福音書5章38節ー48節
3.エペソ人への手紙4章26節ー32節
4.ペテロの手紙第一3章8節ー18節

ピラトはユダヤ人たちに「私は、あの人には罪を認めません。」と言ってイエス様を釈放したかったのですが、バラバを釈放するように大声を上げたので、ピラトは再度「よく聞きなさい。あなたがたのところにあの人を連れ出して来ます。あの人に何の罪も見られないという事を、あなたがたに知らせるためです。」と言ったにも関わらず、いばらの冠と、紫色の着物を着けて出て来られたイエス様を見ると、祭司長たちや役人たちは「十字架につけろ。十字架につけろ。」と激しく叫び、バラバの代わりに十字架につけられたのですが(ヨハネの福音書18章38節ー19章6節)、イエス様は「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。(ルカの福音書23章24節)」と、イエス様をあざけったり悪口を言っている人々のためにとりなして祈られ、善をもって対処され、三日目に死からよみがえられ、人の知恵や力には不可能な死に勝利され、救いの道を、いのちの道を開かれたのでした。パウロは「悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」と、勧めるだけでなく、テモテに「私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章8節)」とエペソの聖徒たちに「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。」と警告してから「お互いに親切にし、心の優しい人になり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦しあいなさい。」と勧めています。ヤコブは「人の怒りは、神の義を実現するものではありません。(ヤコブの手紙1章20節)」と語っています。パウロのアドバイスを心に据えて、悪に対して怒るよりもイエス様がとりなして祈られたように、キリストの十字架の愛をもって勝利するようにしようではありませんか。