あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。ー光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのですーそのためには、主に喜ばれることが何であるのかを見分けなさい。(エペソ人への手紙5章8節ー10節)

1.マタイの福音書5章14節ー16節
2.使徒の働き26章9節ー23節
3.ローマ人への手紙13章11節ー14節
4.コリント人への手紙第二5章7節ー11節 

律法学者とパリサイ人が姦淫の現場で捕えられたひとりの女性を民衆の真ん中に置いてから「先生。この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。モーセは律法の中で、こういう女を石打ちするように命じています。ところで、あなたは何と言われますが。」と問い続けたので、イエス様が「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。」と仰せられたので、年長者から始めて、ひとりひとり出て行ったのでした。イエス様は女性に対して「わたしもあなたを罪に定めない、行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。」と仰せられてから、去らずにいた律法学者とパリサイ人たちに「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」と仰せられただけでなく(ヨハネの福音書8章1節ー12節)、弟子たちに「あなたがたは世界の光です。・・・あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。(マタイの福音書5章14節及び16節)」と仰せられたように、今日の聖句は「あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。ー光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのですーそのためには、主に喜ばれることが何であるのかを見分けなさい。」と、キリスト者はキリストにあって光となっただけでなく、神は光ですからイエス様を信じて神の子とされていることは光の子でもあるのです。光の実を結ぶ秘訣は主に喜ばれることを知ることですが、その秘訣はパウロが「私がキリストを見ならっているように私を見ならってください(コリント人への手紙第一11章1節)」と語っているように、光の子として歩むために、自分を喜ばせる生き方に走るのではなく、世の光であり神の愛を十字架で示され、よみがえりをもって神の栄光を現されたキリストがどのように歩まれたのか思い起こしながら生きることではないでしょうか。