私の盾は神にあり、神は心の直ぐな人を救われる。(詩篇7篇10節)
1.創世記14章18節ー15章1節
2.詩篇3篇1節ー8節
3.詩篇28篇6節ー9節
4.エペソ人への手紙6章10節ー16節
パウロは「終わりに言います。主にあって、その大能の力にあって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身につけなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」と、キリスト者は人とではなく、霊的戦いの中に置かれていることを語ってから神の武具について、腰には真理の帯を締め、正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをするように勧めてから、悪い者、すなわち悪魔や悪霊が放つ火矢をみな消すために信仰の大盾を取るように勧めています。悪魔や悪霊はキリスト者を狙って火矢、すなわち思い煩ったり、恐怖に陥れようと、さまざまな問題や心配事を投げかけて来て不安定な精神状態に追い込んできますが、私たちの力ではそれに勝利することができません。盾は守りを意味します。ダビデが「私の盾は神にあり、神は心の直ぐな人を救われる。」と、パウロが「信仰の大盾」と告白しているように、神ご自身が盾になり守ってくださるだけでなく、私たちの心の不安、恐れ、思い煩いを引き受けてくださるだけでなく、「恐れないで、心配しないで、わたしを信じて」と仰られている主を信じてこの世が与えることのできない安らぎを心に注いでいただこうではありませんか。