この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。(ローマ人への手紙12章2節)
1.ローマ人への手紙14章15節ー19節
2.コリント人への手紙第一2章1節ー12節
3.テサロニケへの手紙第一2章1節ー5節
4.テモテへの手紙第一2章1節ー3節
キリスト者となったパウロは「この世と調子を合わせてはいけません。」と、まず世の価値観や世の人々の生き方にならわないように忠告しているのは、世の人々は神のみこころをご存知な聖霊(コリント人への手紙第一2章11節)をお持ちでないために自分を喜ばせようとして生きておられるからで、パウロもキリスト者になる前は聖霊を持たず、ナザレ人イエスの名に強硬に敵対すべきと考えてキリスト者を迫害していたからではないでしょうか。キリスト者となり聖霊に満たされたパウロは「いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」と勧める人に変えられたのでした。十字架に架けられた犯罪人のひとりはイエス様のとりなしの祈りを聞いてイエス様に対する態度を変えたのでした。イエス様の事を思うと心が、自分が変えられるのではないでしょうか。パウロが「すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。(テモテへの手紙第一2章1節ー3節)」と語っているように、人々のために、日本をはじめ世界の指導者のために祈ろうではありませんか。