あなたがたは地上のことを思わず、天にあるものを思いなさい。(コロサイ人への手紙3章2節)

1.詩篇2篇節1節ー4節
2.マタイの福音書5章11節ー12節
3.ローマ人への手紙8章28節ー24節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー7 節

イエス様は弟子たちが「私たちはあなたが神から来られたことを信じます。」と告白した弟子たちに「あなたがたは今、信じているのですか。見なさい。あなたがたが散らされて、それぞれ自分の家に帰り、わたしをひとり残す時が来ます。いや、すでに来ています。しかし、わたしはひとりではありません。父がわたしといっしょにおられるからです。わたしがこれらのことを話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。」と、福音書の時にはまだ聖霊が下っておらず聖霊の力に満たされていなかったため、信じていてもイエス様を捨ててしまうようなことをしてしまう弱さを指摘されただけでなく、やがて弟子たちがどのような状態に置かれるのかを語るとともに、「しかし、勇敢でありなさい。わたしは世に勝ったのです。(ヨハネの福音書16章30節ー33節)」と、勇敢であるべき理由を話され励まされたのでした。パウロはイエス様が仰せられたように多くの苦しみを通されましたが弱っていたテモテにコロサイの聖徒たちに「あなたがたは地上のことを思わず、天にあるものを思いなさい。」と言って励まされたように「私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章8節)」と勧告されたのでした。世の人々は死後どうなるのか皆目見当がつかないために死を恐れますが、キリスト者には永遠のいのちが、死後の保証が与えられていることを、どんなことがあってもそれを益としてくださる主を知って信じているがゆえに世に勝つ者とされていることを忘れずに生きようではありませんか。