起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。(イザヤ書60章1節―2節)
1.ヨハネの福音書1章1節ー5節
2.使徒の働き26章9節ー20節
3.エペソ人への手紙5章3節ー16節
4.ピリピ人への手紙2章13節ー16節
今年はコロナではじまり、その勢いが世界中に広がり続け、ワクチン開発が各国で進められていますが、コロナがいつ収束するのかわからない中で経済危機をももたらし、死の恐怖の中に多くの方々がおられるのではないでしょうか。医学の力によって病に対処することができても、人は必ず死を迎えます。ところで人類に死が臨むようになったのは、イエス様が「悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちに真理はないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。(ヨハネの福音書8章44節)」と仰せられたように、エバとアダムが神のことばをないがしろにして悪魔のいつわりのことばを信じて神が禁じた善悪の木から取って食べたためでした(創世記2章17節及び3章1節―6節)。しかし、ローマ人への手紙6章23節が「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と語っているように、罪を取り除くために、悪魔のしわざを打ちこわすために来られた(ヨハネの手紙 第一3章8節)人の光である(ヨハネの福音書1章4節)イエス様を信じるなら、死んでも新しいからだをいただいてイエス様と永遠に生き続ける永遠のいのちが与えられているのです。今日の聖句が「起きよ。光を放て。あなたの光が来て、主の栄光があなたの上に輝いているからだ。見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。」と語っているように、エジプト全土が真っ暗やみになりましたがイスラエル人の住むところには光がありました(出エジプト記10章21節―23節)。主がともにおられたからでしょう。イエス様は「あなたがたは、世界の光です(マタイの福音書5章14節)」と仰せられました。パウロは「あなたがたが、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。(エペソ人への手紙5章8節)」と勧めています。偽り者であり暗やみをもたらしている悪魔が支配しているこの世に、世の光として輝くためにいのちのことばをしっかり握って、真理のうちを歩もうではありませんか。