確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます。(コリント人への手紙第二5章7節)

1.ルカの福音書22章24節ー34節
2. 使徒の働き3章1節ー16節
3. ローマ人への手紙1章 13節ー17節
4.ヘブル人への手紙11章1節ー13節

復活されたイエス様が来られたとき、トマスだけがいなかったので、他の弟子たちが「私たしは主を見た」と言っても「私は、その手に釘の跡を見、私の指を釘のところに差し入れ、また私の手をそのわきに差し入れてみなければ、決して信じません。」と彼らたちの証言を信じなかったのでしたが、八日後イエス様は弟子たちの中に立ってトマスに「平安があなたがたにあるように」と言われてから、トマスに「あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」と仰せられたのでトマスが「私の主。私の神。」と申し上げると「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」と仰られたのでした(ヨハネの福音書20章 24節ー29節)。私たちは弟子たちのように十字架にかけられた主も、死からよみがえられた復活の主も、雲に包まれて昇天される主の姿も見ていませんが、今日の聖句が「確かに、私たちは見るところによってではなく、信仰によって歩んでいます。」と語っているように、すべてを実際ご覧になった弟子たちの証言とイエス様のことばを信じる信仰によって歩ませていただいていること自体が幸いなことであることを忘れないようにしようではありませんか。