私は、あなたのなさったすべてのことに想いを巡らし、あなたのみわざを、静かに考えよう。(詩篇77篇12節)
1.申命記8章1節ー18節
2.詩篇103篇1節ー14節
3.テモテへの手紙第二2章1節ー8節
4.ヘブル人への手紙12章2節ー3節
サウロとも呼ばれていたパウロはステパノを殺すことに賛成し、教会を荒らし、家々に入っては男も女も引きずり出して次々に牢に入れるようなことをしていましたが(使徒の働き8章1節及び3節)、キリスト者となった彼はテモテに「私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふるう者でした。それでも信じていないときに知らないでしたことなので、あわれみを受けたのです。私たちの主の、この恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに、ますます満ちあふれるようになりました。『キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた』ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。(テモテへの手紙第一1章13節ー15節)」と語るとともに「私の福音に言うとおり、ダビデの子孫として生まれ、死者の中からよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。(テモテへの手紙第二2章8節)」と勧めています。恐れや思い煩いが襲ってきた時、今日の聖句が「私は、あなたのなさったすべてのことに想いを巡らし、あなたのみわざを、静かに考えよう。」と語っているように、私たちの心が元気を失ったり、疲れ果ててしまわないために、罪人を救うために十字架にかけられた信仰の創始者であり完成者であるイエス様のことを考えようではありませんか(ヘブル人への手紙12章2節ー3節)。