神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。たとい、その水が騒ぎ立ち、あわだっても、その水かさが増して山々が動いても。セラ(詩篇46篇1節ー3節)
1.イザヤ書43章1節ー7節
2.ヨハネの福音書14章22節ー27節
3.ローマ人への手紙8章28節ー39節
4.コリント人への手紙第一10章1節ー14節
宮崎沖で起きた地震は南海トラフ地震の予兆とされ、気象庁からここ一週間気をつけるように呼びかけられました。地震に対する物質的な備えや避難所を確認していても不安や恐れを取り除くことは難しいのではないでしょうか。今日の聖句は「たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。たとい、その水が騒ぎ立ち、あわだっても、その水かさが増して山々が動いても。」と、人々が予想もしなかったようなことが起こることを語っていますが、そのような状態が襲ってきても、苦しむようなことが起きても、「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。それゆえ、われらは恐れない。」と、慌てたり、恐れたりするのではなく、主が助けてくださるという確信に満ちた信仰を告白しています。パウロが「あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって『アバ、父』と呼びます。(ローマ人への手紙8章15節)」と語っているように、今日の聖句に「セラ」とあるように、心を静めて神がどのような方であるかを、神の子とされていること、「恐れ」を締め出すことができる神の愛が聖霊によって心に与えられていることを思い起こし、この世が与えることのできないイエス様からの平安をいただこうではありませんか。