あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。(箴言16章3節)

1.ルツ記1章1節ー5節及び3章16節ー14節
2.ピリピ人への手紙2章13節ー16節
3.テモテへの手紙第一6章9節ー12節
4.ヤコブの手紙4章13節ー15節

先日テレビで、海外で働いた方が、物価は高くても貯金ができるほどの給料がいただけ、快適な生活ができるという多くの方の証言が放映されましたが、その一方で、約束されていた給料がいただけない方のことも放映されていました。ヤコブは「『きょうか、あす、これこれの町に行き、そこに一年いて、商売をして、もうけよう」と言う人たち。あなたがたは、あすのことはわからないのです。あなたがたのいのちは、いったいどのようなものですか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎません。むしろ、あなたがたはこう言うべきです。『主のみこころなら、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。』」と、お金を愛する生き方に警告を与えるとともに、主を考慮して生きるように勧めています。ベツレヘムがききんに見舞われたので、エリメレクは家族を連れてモアブに滞在したのですが、夫エリメレクも息子たちもそこで亡くなってしまったのでした。ベツレヘムを主が顧みて下さったことを聞いたナオミは、嫁ルツとベツレヘムに帰、ルツが彼女の親戚ボアズに会ったことを知り、「娘よ。このことがどうおさまるかわかるまで待っていなさい。」と、待つことを、主にゆだねることを学んだのでした。その結果ボアズはルツを妻として迎え、ルツはイエス・キリストの系図に記載されることになったのでした。行き詰まった時、今日の聖句「 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」を思い起こし、失敗さえも事前にご存知なだけでなく、最善に導いてくださり驚くべき栄光に変えてくださる主に、願っていることを正直に申し上げ、主におゆだねして生きるようにしようではありませんか。