世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。(ヨハネの手紙第一5章5節)
1.ヨハネの福音書16章18節ー33節
2. ローマ人への手紙8章28 節ー39節
3.コリント人への手紙第一1章18節ー31節
4.コリント人への手紙第一15章50節ー58節
ヨハネは「私たちは神からの者であり、世全体は悪い者の支配下にあることを知っています。(ヨハネの手紙第一5章19節)」と語っていますが、その悪い者とは、悪魔がイエス様を非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」と言ったことばから悪魔であることがわかります。イエス様は「引き下がれサタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ』と書いてある。」と仰せられ、悪魔のすべての策略にみことばをもって勝利されたのでした。イエス様が弟子たちにご自分がエルサレムで多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならない事を告げると、ペテロが「主よ。神の御恵みがありますように。そんなことが、あなたに起こるはずはありません。」と言っていさめたので、ペテロに「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っていル。」と仰せられたように、サタンは神を考慮しないようにキリスト者を試みますが、キリスト者には人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊ではなく、御霊が与えられているので「アバ。父」と神に助けを求めることができるのです。パウロは迫害され多くの苦しみを経験しましたが、「神が味方であるならだれが私たちに敵対できるでしょう。」と語るとともに私たちを愛してくださった方によって圧倒的な勝利者となる事をも語っています。今日の聖句「世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」を心に据えて、パウロのように、キリスト・イエスにある神の愛からどんな被造物も引き離すことができないことを、死からよみがえられたイエス様のことをいつも思って生きようではありませんか。