感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、入れ。主に感謝し、御名をほめたたえよ。主はいつくしみ深くその恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。(詩篇100篇4節―5節)

1.哀歌3章22節―25節
2.ピリピ人への手紙4章4節―7節
3.テサロニケへの手紙第一5章15節―18節
4.テモテへの手紙第二2章1節―13節

今日の聖句の前句1節―3節は「全地よ。主に向かって喜びの声をあげよ。喜びをもって主に仕えよ。喜び歌いつつ御前に来たれ。知れ。主こそ神。主が、私たちを造られた。私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊である。」と、まず、神がどのような方であるかを語るとともに、神と神の民との関係を語ってから「感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、入れ。主に感謝し、御名をほめたたえよ。」と、神の民とされ、神がどのような方であるのかを知った者がなすべきことは感謝と賛美することであり、その理由として「主はいつくしみ深くその恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。」と語っています。パウロが「私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼はご自身を否むことができないからである。(テモテへの手紙第二2章13節)」と語っているように、人は裏切ったり裏切られたりすることがありますが、イスラエルの歴史を見ると、イスラエルの民は多くの奇蹟を体験して神がどんな偉大な方であるのかを知っていたにもかかわらず、彼らは欲や恐れに支配されると、主の約束を忘れ、主をないがしろにするようなことをしましたが、それでも主は彼らを見捨てずに1948年にはイスラエルが再建されたのでした。同様にイエス様は私たちの弱さをよくご存知で罪に定められないようにとりなして祈っていてくださいますし、キリスト・イエスにある神の愛と恵みは永遠のものであり、決して取り去られることがないことを感謝するとともに、御子イエス様をお遣わしになられた神を誉めたたえて生きようではありませんか。