いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かしされたのである。(ヨハネの福音書1章18節)

1.エレミヤ書9章23節―24節
2.ヨハネの福音書3章1節―15節
3.ヨハネの福音書14章1節―27節
4.コリント人への手紙第二12章1節―10節

2019年にオーストラリアのパークス電波望遠鏡が太陽系に最も近い恒星として知られるケンタウルス座のプロキシマ・ケンタウリを観察していた時、五時間以上周波数982メガヘルツの自然のものとは思えない奇妙な信号を捉えたことが科学誌に発表されたこと、地球外生命体との接触は1970年代から始められ、現在も巨大な電波望遠鏡を使って何光年も離れた星からの信号を傍受する試みが続いており、コンタクトに成功した場合、どんな言語を使うのか、相手はどんな存在なのか、人類にどんな影響があるのか、などさまざまな議論が科学者の間で繰り広げられている、という報道を見ながら、コリント人への手紙第一1章20節―21節「知者はどこにいるのですか。学者はどこにいるのですか。神は、この世の知恵を愚かなものにされたではありませんか。事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです。」を、思い起こしました。彼らが探している地球外生命はすべてのいのちの源である神であり、神は人の目に見える天を超えた第三の天におられること、しかも、神と人が対話できるように、神と人を隔てている罪を取り除くために神は御子イエス様を人としてこの世にお遣わしになり今日の聖句が「いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かしされたのである。」と語っているように、神がどのような方であるかを話されただけでなく、十字架の死をもって神の愛を示された後、イエス様を信じるすべての人に御霊を与えてくださったのでした。人が驚嘆するほど頭が良くても、神を考慮しないことがどんなにむなしいことであるかを思わされました。この世や人の知恵に惑わされないように、悟りを与えてくださる神の知恵である真理のみことばで生きようではありませんか(詩篇119篇97節―99節)。