地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。(イザヤ書45章22節)

1.歴代誌第二20章1節―29節
2.詩篇121篇1節―4節
3.エペソ人への手紙1章20節―21節
4.ヘブル人への手紙12章2節―4節

イエス様は弟子たちに「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい(マルコの福音書16章15節)」と仰せられましたが、それは、パウロが「神はすべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。(テモテへの手紙第一2章4節)」と語っているように神の願いであるからではないでしょうか。ですから、主ご自身が「地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。」と、地の果て、すなわち全世界の人々がまことの神である主を知り、主を仰ぎ見て救われるように語りかけておられます。ヨシャパテは大軍が攻めてくるとの報告を受けて恐れ「私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。ただ、あなたに私の目を注ぐだけです。」と申し上げると、主はヨシャパテに、恐れたり、気落ちしたりしないように、「この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。あす、彼らのところに攻め下れ。」と仰せられ、彼らが「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と賛美すると主は伏兵を起こされ、ユダに攻めてきた人々を襲わせて打ち負かさせ、残党は同士討ちをさせて、勝利を与えられたのでした。詩篇113篇1節―5節が「ハレルヤ。主のしもべたちよ。ほめたたえよ。今よりとこしえまで、主の御名はほめられよ。日の上る所から沈む所まで、主の御名がほめたたえられるように。主はすべての国々の上に高くいまし、その栄光は天の上にある。だれが、われらの神、主のようであろうか。」と勧めているように、十字架にかけられた主ではなく、死からよみがえられ神の右に座しておられる栄光に満ちた勝利の主を仰ぎ見て、日々主の救いを待ち望みながら主をほめたたえようではありませんか。