まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のみもとに行くからです。(ヨハネの福音書14章12節)

1.ヨハネの福音書14章22節―29節
2.ヨハネの福音書15章24節―16章14節
3.使徒の働き1章4節―8節
4.エペソ人への手紙1章14節―23節

イエス様は「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と告白したペテロに「バルヨナ・シモン。あなたは幸いです。このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、天にいますわたしの父です。ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。(マタイの福音書16章16節―18節)」と、やがて教会が建てられること、教会がどれほどの力を持っているかを話されたのでした。ところで、イエス様が弟子たちに「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、またそれよりもさらに大きなわざを行います。わたしが父のみもとに行くからです。」と、「わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。」と、仰せられたように五殉節(ペンテコステ)に助け主である聖霊が下り、聖霊に満たされたペテロは大胆に十字架と復活を語り3000人が救われてイエス様が仰せられたように教会が生まれ、福音書では禁じられていたサマリヤや異邦人の地にまで及ぶ世界宣教が始まったのでした。ある兄弟にお会いした時、彼は「エルサレムからこんな山奥にまで福音が届いたということはすごいことですよね。」と、感動に溢れて話されましたが、彼の感動が伝わって来て私は心打たれ感激しました。「神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。(エペソ人への手紙1章19節)」と祈られたパウロに、イエス様は「わたしの恵みはあなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである。」と仰せられました(コリント人への手紙第二12章7節―9節)。弱さを覚える時こそ、主が働かれることを感謝して生きようではありませんか。