盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。(ヨハネの福音書10章10節)

1.ヨハネの福音書3章16節―21節
2.ヨハネの福音書8章42節―47節
3.ローマ人への手紙6章4節―11節
4.ペテロの手紙第一5章7節―10節

サタンとも呼ばれる悪魔は、善悪の知識の木から取って食べると必ず死ぬので食べないように警告した神の警告を直接聞いていなかったエバに「決して死にません。」と偽りをもって神のことばを完全に否定し、騙して罪を犯させ神が仰せられたように人類に死が臨むことになったのですが、その途端にあわれみと愛に満ちておられる神は「おまえが、こんな事をしたので、おまえは、あらゆる家畜、あらゆる野の獣よりものよりものろわれる。おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなければならない。わたしはおまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」と悪魔の敗北を宣言され、アダムとエバのために皮の衣を作って着せてくださったのでした(創世記2章17節及び創世記3章)。今日の聖句が「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。」と語っているように、神は罪や死、死の力を持つ悪魔の支配から救うために御子イエス様を人としてお遣わしになり、十字架の死と死からのよみがえりをもって預言を成就されたのでした。悪魔の策略に陥らないために、永遠のいのちが与えられていることを忘れずに(ローマ人への手紙6章23節)、日々、いのち(ギリシャ語のゾーエ キリストによって与られたいのち)にあって新しい歩みをしようではありませんか(ローマ人への手紙6章4節)。