御名の栄光をほめ歌い、神への賛美を栄光に輝かせよ。(詩篇66篇2節)

1.サムエル記第一17章1節―11節及び42節―51節
2.詩篇29篇1節―2節
3.ヨハネの福音書12章20節―28節
4.使徒の働き3章1節―16節

イエス様はご自身を一粒の麦にたとえられてから「今わたしの心は騒いでいる。何と言おうか。『父よ。この時からわたしをお救いください』と言おうか。いや。このためにこそ、わたしはこの時に至ったのです。父よ。御名の栄光を現してください。」と言われると、その願いに対して「わたしは栄光をすでに現したし、またもう一度栄光を現そう。」と天から、父なる神からの答えがあったのでした(ヨハネの福音書12章27節―28節)。神は「もう一度栄光を現そう。」と約束されたように、イエス様を死者の中からよみがえらせられて栄光を現されたのでした。聖霊に満たされたペテロは生まれながら足のなえた人に「金銀は私にはない。しかし、私にあげるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って彼の右手を取って立たせると、彼はいやされて歩き出し、ヨハネとペテロと一緒に神を賛美しつつ宮に入って行ったのですが、それを見た人々は驚いてヨハネとペテロのもとに来たのでした。そこでペテロは彼が癒やされたのは、イエスの御名を信じる信仰によるものであること、しかもその信仰はイエス様によって与えられたことを話されただけでなく(使徒の働き3章1節―16節)、大祭司たちやユダヤ人の指導者や長老、学者たちに「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人には与えられていないからです。(使徒の働き4章12節)」と大胆に語ったのでした。今日の聖句が「御名の栄光をほめ歌い、神への賛美を栄光に輝かせよ。」と勧めているように、主の御名にどれほどの力があるかを思って主の御名を誉めたたえるとともに、主に栄光を帰す賛美を捧げようではありませんか。