いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、全ての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。(使徒の働き20章32節)

1.ヨハネの福音書1章1節ー17節
2.コロサイ人への手紙3章9節ー17節
3.テモテへの手紙第二3章16節ー17節
4.ペテロの手紙第一1章23節ー2章2節

パウロはキリスト者を迫害するためにダマスコに向かっていましたが、その途上でイエス様は恵みとまことに満ちておられたので有罪判決が言い渡されたのではなく「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのですか。」と、尋ねられたパウロは自分が迫害していたのはイエス様であることを知らされただけでなく、使徒としての働きが与えられたパウロは「私は使徒の中では最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害したからです。ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵です。(コリント人への手紙第一15章9節―10節)」と、「私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふるう者でした。それでも、信じていないときに知らないでしたことなので、あわれみを受けたのです。私たちの主の、この恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに、ますます満ちあふれるようになりました。(テモテへの手紙第一1章13節―14節)」と、神と神の恵みを、みことばは恵みに満ちていることを体験し、エペソの長老たちに人のことばに惑わされないように助言するとともに(使徒の働き10章29節―30節)、最後のことばとし「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、全ての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。」と言われたのでした。神がどのような方であるかを忘れずに、人のことばに惑わされないように、恵みのみことばをしっかりに握って生きようではありませんか。