私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。(エペソ人への手紙1章3節)

1.創世記12章1節ー3節
2.ガラテヤ人への手紙3章8節ー14節
3.ペテロの手紙第一1章3節ー4節
4.ペテロの手紙第一3章8節ー9節

創世記1章27節―28節に「神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。『生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。』」と、神が祝福されたのは他の被造物と違って人だけでした。ところが、蛇に化身した悪魔の策略に陥って、エバがまず善悪の知識の木から取って食べてしまい、神の警告を直接聞いていたにもかかわらず、アダムも食べて罪を犯してしまったことによって、生まれながら神の御怒りを受けるようなことになってしまったのですが(エペソ人への手紙2章1節―3節)、神の口から出たことばは真実であり永遠のものであるために(イザヤ書40章8節)、罪を犯すように誘惑し罪を犯し続けるように働いている悪魔や罪、神の怒りから解放し、神からの祝福を受け継ぐ者とするために、神は御子イエス様を人としてこの世にお遣わしになられ十字架の死をもって解決を与えられただけでなく復活をもって生ける希望を与えてくださったのでした。今日の聖句は「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。」と、キリストにある者に与えられている祝福がどのようなものであるかを語っています。この世が与えることができる祝福は永遠のものではなく、状況によって失ってしまうことがありますし、どんなに祝福されていても死によって全ては無に帰してしまいますが、キリスト者には死によって消滅するような資産や祝福ではなく、天にあるために消滅するようなものではないことを、永遠のいのちが与えられていることを心に据えて、主を誉めたたえて生きようではありませんか