あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく朽ちない種からであり、生きた、いつまでも残る、神のことばによるのです。(ペテロの手紙第一1章23節)

1.ヨハネの福音書1章1節ー13節
2.ヨハネの福音書6章53節ー63節
3.エペソ人への手紙2章1節ー10節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー9節

イエス様は種まきのたとえ話の中で、種は「神のことばです。」と仰せられましたが(ルカの福音書8章11節)、今日の聖句は「あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく朽ちない種からであり、生きた、いつまでも残る、神のことばによるのです。」と、二種類の種、すなわち二種類のことばがあることを語るとともに、新しく生まれることができるのは、朽ちる種、すなわち人のことばによるものではなく、神のみことばによることを語っています。イエス様は「天地が滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。(2017訳:天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。)マタイの福音書24章35節」と、また「いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、いのちです。(ヨハネの福音書6章6節)」と仰せられました。人のことばは状況によって自分の都合の良いように使い分けたり、語ったことばを撤回しなくてはならない状況を招いたりしますが、テモテへの手紙第二2章13節が「私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼にはご自分を否むことができないからである。」と語っているように、神は真実な方、永遠の方であることを心に据えて、コリント人への手紙第二17節が「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ。すべてが新しくなりました。」と語っているように、過去や過去の自分に悩まさるような時、過去だけでなく、古い自分はすでに贖われていることを感謝し、後悔するような人生から脱却して、主の栄光を反映させながら栄光から栄光へと日々新しくされていることを心に据えて生きようではありませんか(コリント人への手紙第二3章18節)。