神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立たせて、事を行わせてくださるのです。(ピリピ人への手紙2章13節)

1.サムエル記 第一141節―23
2.サムエル記第一1731節―51
3.コリント人への手紙第一12章1節−11節
4.

今日の聖句「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立たせて、事を行わせてくださるのです。」はパウロのことばです。パウロは主から使徒として召され、福音宣教のために一生をささげましたが、そのために「私は、貧さの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。私は、私を強くしてくださる方によって、どんなこともできるのです。(ピリピ人への手紙4章12節―13節)」と語っているように、両極端の状況を語っているようにさまざまな状況を体験しましたが、状況に左右されない人生を歩むことができる秘訣について。自分の力ではなく「私を強くしてくださる方」、すなわち神である主によるものであることを語っています。ペリシテ人との戦いサウル王とサウロの兵士たちはざくろの木の下にとどまっていましたが、サウルの息子ヨナタンは道具もちの若者に「さあ、あの割礼を受けていない者どもの先陣のところへ渡って行こう。たぶん、主はわれわれに味方してくださるであろう。大人数によるのであっても、小人数によるのであっても、主がお救いになるのに妨げとなるものは何もない。」と言い、主の御心であることを知ったヨナタンは道具もちと一緒に岩を上り二人でペリシテ人を二十人を打ったことによってイスラエルに勝利をもたらすことになったのでした(サムエル記第一14章1節―23節)。今日の聖句が語っているように、神から与えられた志であるならば、どんなことがあっても、志が成し遂げられるように導かれ、力も与えてくだることを感謝しようではありませんか。