万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。(ペテロの手紙 第一 4章7節)

1.ルカの福音書2239節― 40
2.ローマ人への手紙1311節―14
3.エペソ人への手紙6章10節―20節

今日の聖句は「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」と勧めていますが、ペテロは「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたのことを心配してくださるから。身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえためる獅子のように、食い尽くすべきものを探し求めながら、歩き回っています。堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。(ペテロの手紙 第一5章7節―9節)」と、身を慎まなければならない理由と、悪魔に勝利するために必要なのは信仰であることを語っています。悪魔は善悪の知識の木から取って食べたなら、その時死ぬので食べないように警告した神のことばを「あなたがたは決して死にません。」と、いつわりをもって完全に否定してエバを誘惑したので、エバは食べてしまったことを悪魔のせいにしましたが、ヤコブの手紙1章14節―16節は「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。」と、悪魔が誘惑するきっかけは欲にあることを語っています。パウロは「主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません(ローマ人への手紙13章14節)」と語っています。イエス様はゲッセの園で弟子たちに「誘惑に陥らないように祈っていなさい。(ルカの福音書22章40節)」と言われました。私たちのために、苦しまれ、ご自身を捧げられたイエス様が喜ばれるような祈りを捧げるように心がけようではありませんか。