わたしの民よ。わたしに心を留めよ。わたしの国民よ。わたしに耳を傾けよ。おしえはわたしから出、わたしはわたしの公義を定め、国々の民の光とする。(イザヤ書51章4節)

1.詩篇19篇7節ー8節
2.詩篇118篇1節ー29節
3.ヨハネの福音書8章1節ー12節
4. ペテロの手紙第一1章18節ー25節

モーセのもと、エジプトから約束の地に向かって旅をするイスラエルの民は前方には紅海、後方からエジプト軍が迫ってくる中で非常に恐れて、主に向かって叫んだのですが、モーセに対して「エジプトで仕えるほうがこの荒野で死ぬよりも私たちには良かったのです。」などとつぶやいたので、モーセは「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならい。」と主に心を留めるよに勧めたのでした。主はモーセに「あなたは、あなたの杖を上げ、あなたの手を海の上に差し伸ばし、海を分けて、イスラエル人が海の真ん中のかわいた地を進み行くようにせよ。」と仰せられ、モーセが主が言われたように行うと海が分けられ、主が仰せられたように民はかわいた地を進み対岸に無事渡ると、主は海をもとに戻されたので、エジプト軍はひとり残らず溺死したので、それを見た民は主を信じて主を賛美したのですが(出エジプト記14章10節ー15章19節)、そのような奇蹟を体験し主を賛美したにも関わらず、パウロが偶像崇拝者について「彼らは神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなりました。(ローマ人への手紙1章21節)」と語ったようにモーセが山から降りるのに手間取ると民は「さあ、私たちに先立って行く神を、造ってください。」などとアロンに言い、アロンは金の子牛を造り愚かなことをしたのでした。今日の聖句が語っているように、世の光である神と神の恵みのみことばをしっかり握って(使徒の働き20章23節)生きようではありませんか。