まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。(マタイの福音書18章18節―19節)

1.マタイの福音書1615節―19
2.マルコの福音書16章17節ー18節
3.使徒の働き416節―31
4.エペソ人への手紙6章10節―20節

パウロがエペソの聖徒たちに「あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。(エペソ人への手紙2章1節―2節)」と、アグリッパ王にイエス様から与えられた使命について「わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである」と、語っているように、キリスト者となる前は世全体を支配している悪魔や悪霊の支配下にあること、そのような状態から人々を神に立ち返らせる働きが託されていることを話されました。神が願っているのはすべての人が救われて真理を知ることですが(テモテへの手紙 第一2章4節)、それを実現することができるのは、パウロが「私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシャ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。(ローマ人への手紙1章16節)」と語っているように福音なのですが、福音が語られてもすべての人が主を信じない状況について「この世の神が不信者の思いをくらませて、神のかたちのであるキリストの栄光にかかわる福音の光を輝かせないようにしているのです。(コリント人への手紙 第二 4章4節)」と、語っていますが、この世の神や神々の正体は、光の御使に変装し世全体を支配しているサタンや悪霊たちであり、偶像にささげる物は、神にではなくて悪霊にささげていることになるのですが(コリント人への手紙 第一 10章20節)、人々はその真理を知らずにおられるのではないでしょうか。今日の聖句「まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。」に従って、福音宣教の働きを妨げている悪魔や悪霊の力から人々が解かれるように、キリスト者が集う時、主は祈りをお聞きくださる方であることを感謝し、人々の救いのために、この世の君であるサタンや悪霊に惑わされている世界中の放蕩息子、放蕩娘が主に立ち返ることができるように、リバイブ(詩篇85篇6節)されるようにとりなして祈ろうではありませんか。