あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ人への手紙13章11節)

1.テモテへの手紙 第二3章1節ー5節
2.ヘブル人への手紙11節―3
3.ヘブル人への手紙924節―28
4.ペテロの手紙 第二 3章1節―13節

イエス様は弟子たちに「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と仰せられてから弟子たちが見ている間に雲に包まれて見えなくなられたので、弟子たちが天を見つめていると、白い衣を着て弟子たちのそばに立っていた人は「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」と、話されましたが、イエス様が再臨される時についてヘブル人への手紙9章28節は、人類の罪を負うためではなく、主を待ち望んでいる人々の救いのために来られることを語っていますが、ペテロは「まず第一に次のことを知っておきなさい。終わりの日に、あざける者どもがやって来てあざけり、自分たちの欲望に従って生活し、次のように言うでしょう。『キリストの来臨の約束はどこにあるのか。父祖たちが眠った時からこのかた、何事も創造の初めからのままではないか。』こう言い張る彼らは、次のことを見落としています。すなわち、天は古い昔からあり、地は神のことばによって水から出て、水によって成ったのであって、当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました。しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びの日まで、保たれているのです。・・・・主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。(ペテロの手紙 第二 3章3節―7節及び9節)」と、水によって地球がおおわれたノアの時代にふれるとともに、地球が将来直面する状態や主の願いを語っています。ヘブル人への手紙1章2節は「この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました。」と、終わりの時はイエス様が人々に御国の福音を語られた時(マタイの福音書4章23節)、すなわち約2000年前に始まっているのです。今日の聖句「あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。」を心に据えて、礼拝や福音宣教の働きが妨げられないように、人々が恐れているコロナウイルスの第二波が起こらないように、今の時を備えの時と見据えて、多くの人が救われるように祈ろうではありませんか。