知恵のある者のおしえはいのちの泉、これによって、死のわなをのがれることができる。(箴言13章14節)
1.ヨハネの福音書5章19節―26節
2.ヨハネの福音書7章37節―39節
3.コロサイ人への手紙2章1節―10節
どなたもこの世で永遠に生き続けることができないことをご存知なように、人は生まれてから死に向かって日々を過ごしていますが、神が人に永遠(口語訳:永遠の思い)を与えておられるので(伝道者の書3章11節)、葬儀で「天国で安らかにお眠りください。」とか、死後の世界を「あの世」と「この世」と区別して語るように、人は死によってその存在が消滅するのではないことを無意識のうちに知っているのではないでしょうか。しかし、多くの人を殺害した人に対する「死刑判決」が下されるように、罪と死との関係を明らかにしながらも、人々は、人類に「死」が臨むことになった根本的な原因を知らずに死を恐れていますが、ローマ人への手紙6章23節は「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。」と、罪と死との関係を語るとともに、神は死が滅ぼすことのできない永遠のいのちを与えられたことを、コリント人への手紙 第一 15章21節―22節は「もし、私たちがこの世にあってキリストに単なる希望を置いているだけなら、私たちは、すべての人の中で一番哀れな者です。しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。というのは、死がひとりの人を通して来たように、死者の復活もひとりの人を通して来たように、死者の復活もひとりの人を通して来たからです。すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストによってすべての人が生かされるからです。」と、その保証はイエス様の復活によるものであることを語っています。今日の聖句が「知恵のある者のおしえはいのちの泉、これによって、死のわなをのがれることができる。」と語っているように、この世の知恵者の教えではなく、神の知恵であるイエス様の「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことなく、死からいのちに移っているのです。(ヨハネの福音書5章24節)」と仰せられたおしえを心に据えて、死からいのちに移っていることを感謝し、主を誉めたたえて生きようではありませんか。