主はご自分のすべての道において正しく、またすべてのみわざにおいて恵み深い。(詩篇145篇17節)
1.詩篇100篇1節―5節
2.詩篇116篇5節―7節
3.ヨハネの福音書1章14節ー17節
4.ヨハネの福音書8章1節―18節
パリサイ人と律法学者が「先生。この女は姦淫の現場でつかまえられたのです。モーセは律法の中で、こういう女を石打ちにするように命じています。ところで、あなたは何といわれますか。」と、問い続けてやめなかったので、イエス様は「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい。」と驚くべき答えをされたのでした(ヨハネの福音書8章4節―7節)。そして、パリサイ人たちに「あなたがたは肉によってさばきます。わたしはだれをもさばきません。しかし、もしわたしがさばくなら、そのさばきは正しいのです。なぜなら、わたしはひとりではなく、わたしとわたしを遣わした方とがさばくからです。(ヨハネの福音書ヨハネの福音書8章15節―16節)」と、仰せられました。ところで、ヤコブの手紙3章2節が「私たちはみな、多くの点で失敗をするものです。もし、ことばで失敗をしない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる完全な人です。」と語っているように、すべての人はみな罪を犯しているので、詩篇130篇1節―4節が「主よ。深い淵から、私はあなたを呼び求めます。主よ。私の声を聞いてください。私の願いの声に耳を傾けてください。主よ。あなたがもし、不義に目を留められるなら、主よ、だれが御前に立ちえましょう。しかし、あなたが赦してくださるからこそあなたは人に恐れられます。」と語っているように、だれも主の御前に立つことができませんが、今日の聖句が「主はご自分のすべての道において正しく、またすべてのみわざにおいて恵み深い。」と、語っているように、主は正しい方であるとともに恵み深い方で、罪人を救うために御子イエス様を人としてお遣わしくださり、恵みとまことを実現してくださり、救いの道を開かれたのでした。主は正しいだけでなく恵み深い良きお方であることを心に据え、自分の考えや感情に振り回されないように主を信頼して生きようではありませんか。