主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。(詩篇118篇1節)

1.歴代誌 第二 51114
2.ヨハネの福音書11418
3.エペソ人への手紙2章1節—9節

エレミヤ書9章23節—24節は「主はこう仰せられる。『知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自分の富を誇るな。誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行うものであり、わたしがこれらのころを喜ぶからだ。—主の御告げー』」と、人が誇ることができるのは主がどのような方であるかを知っていることしかないことを語っています。大軍が攻めて来るのを知ったヨシャパテは恐れましたが、「私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちとしては、どうすればよいのかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」と主に申しあげると、主は預言者遣わして「あなたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。あす、かれらのところに攻め下れ。見よ。彼らはツイツの上り道から上って来る。あなたがたはエルサレムの荒野の前の谷のはずれで、彼らに会う。この戦いではあなたがたが戦うのではない。しっかり立って動かずにいよ。あなたがたとともにいる主の救いを見よ。ユダおよびエルサレムよ。恐れてはならない。気落ちしてはならない。あす、彼らに向かって出陣せよ。主はあなたがたとともにいる。」と仰せられたので、ヨシャパテは賛美者たちを任命し、「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて、ユダに責めて来た大軍を襲わせ、残党は同士討ちをして滅ぼし合ったので戦うことなく神が大勝利を与えたのでした(歴代誌 第二 20章12節—24節)。私たちも思い煩ったり、恐れたり、試練の中で苦悩するようなとき、「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」と勧めている今日の聖句を思い起こして主をほめたたえ、主を信頼し、主に期待して生きようではありませんか。