神の前では、軽々しく、心あせってことばを出すな。神は天におられ、あなたは地にいるからだ。だから、ことばを少なくせよ。(伝道者の書5章2節)

1.箴言2022節―25
2.イザヤ書556節―9
3.ローマ人への手紙1133節―36

モーセは、主から約束の地について詳細を知らされていたにもかかわらず(出エジプト記3章8節)「私たちより先に人を遣わし、私たちのために、その地を探らせよう。私たちの上って行く道や、入って行く町々について、報告を持ち帰らせよう(申命記1章22節)」という民の意見に同意し、スパイを送るとき、神の約束の地がどのような状態なのか、どんな民が住んでいるのかを五感で調べ、その地のくだものを持ち帰るように言ったことによって、約束の地について悪く言いふらした者のことばを信じた民は「私たちはエジプトの地で死んでいたらよかったのに、できれば、この荒野で死んだほうがました。なぜ主は、私たちをこの地に導いて来て、剣で倒そうとされるのか。私たちの妻子は、さらわられてしまうのに。エジプトに帰ったほうが、私たちにとって良くないか。さあ、私たちは、ひとりのかしらを立ててエジプトに帰ろう。」と言い、信仰に立ったカレブとヨシュアを石で撃ち殺そうとしたのでした。そのため、主は不信仰に陥って「荒野で死んだほうがましだ」とつぶやいた20歳以上の者はヨシュアとカレブ以外の者は、彼らが願ったように荒野で亡くなるようにされたのです(民数記13章17節―14章29節)。不信仰に陥った原因は数々の奇蹟を体験しながら神を忘れたことにあったのです。ですから、モーセは「あなたが食べて満ち足り、りっぱな家を建てて住み、あなたの牛や羊の群れがふえ、金銀が増し、あなたの所有物がみな増し加わり、あなたの心が高ぶり、あなたの神、主を忘れる、そういうことがないように。―主は、あなたをエジプトの地、奴隷の家から連れ出し、燃える蛇やさそりのいるあの大きな恐ろしい荒野、水のない、かわききった地を通らせ、堅い岩から、あなたのために水を流れさせ、あなたの先祖たちの知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせられた。それは、あなたがたを苦しめ、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであったーあなたは心のうちで、『この私の力、私の手の力が、この富を築き上げたのだ』と言わないように気をつけなさい。あなたの神、主を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えられるのは、あなたの先祖たちに誓った契約を今日のとおりに果たされるためである。(申命記8章12節―18節)」と、主を忘れないように警告したのでした。「神の前では、軽々しく、心あせってことばを出すな。神は天におられ、あなたは地にいるからだ。だから、ことばを少なくせよ。」と勧めている今日の聖句に生きるために、パニック状態に陥らないように、主が良くしてくださったこと、すなわち、永遠の死である地獄から救うために御子イエス様を遣わされた神の愛、十字架でご自身のいのちをささげられた主イエス様の恵みを忘れずに主を信頼し、主をほめたたえて生きようではありませんか(詩篇103篇2節)。