聖書箇所

神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)

<関連聖句>

1.創世記5015節―21
2.詩篇371節―9
3.ローマ人への手紙1217節―21
4.エペソ人への手紙4章26節ー32節

<メッセージ>

人は義なる神に似た者として創造されたので正義が勝つと納得がいきますが、悪が力を持ち、悪人が善人に勝つとスッキリしないだけでなく、悪人が苦しむのを願うような思いになってしまうのではないでしょうか。しかし、箴言24章19節は「悪を行う者に対して腹を立てるな。悪者に対してねたみを起こすな。」と、箴言24章29節は「『彼が私にしたように、私も彼にしよう。私は彼の行いに応じて、仕返ししよう』と言ってはならない。」と、詩篇37篇7節―8節も「主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。おのれの道の栄える者に対して、悪意を遂げようとする人に対して腹を立てるな。怒ることをやめ、憤りを捨てよ。腹を立てるな。それはただ悪への道だ。」と忠告しています。なぜなら、人の怒りは、神の義を実現するものではないからです(ヤコブの手紙1章20節)。ローマ人への手紙12章21節は「悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」と悪に勝利する道を教えています。兄弟たちからねたまれてエジプトに売られたヨセフは「ヨセフはわれわれを恨んで、われわれが彼に犯したすべての悪の仕返しをするかもしれない」と恐れ、「私たちはあなたの奴隷です。」と言った兄弟たちに「恐れることはありません。どうして私が神の代わりでしょうか。あなたがたは、私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとなされました。それはきょうのようにして、多くの人々を生かしておくためでした。ですから、もう恐れることはありません。私は、あなたがたや、あなたがたの子どもたちを養いましょう。」と、兄弟を慰め優しく語りかけたヨセフは(創世記50章15節―21節)、神の偉大さを、そしてきょうの聖句が「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」と語っているように、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを体験されたのではないでしょうか。日々の生活のさまざまな出来事をもって主は私たちが、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを知っているかどうかを知らせてくださるのではないでしょうか。理解できないようなことがあっても、人の計る悪さえも、益としてくだる主を信頼して生きようではありませんか。