私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからである。(ヨハネの福音書1章16節ー17節)
1.使徒の働き13章15節―43節
2.ローマ人への手紙5章10節ー20節
3. エペソ人への手紙2章1節ー9節
4.ヘブル人への手紙4章14節ー16節
ヨハネはまずイエス様のことを「ことば」と語るとともに「ことば人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」とイエス様がどのような方なのかを紹介してから、「私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。」とキリスト者に与えられている人生は恵みにつきると語ってから、それが可能となった理由を「というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからである。」と語っています。イエス様は「だれでも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は皮袋を張り裂き、ぶどう酒は流れ出て、皮袋もだめになってしまいます。新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れなければなりません。また、だれでも古いぶどう酒を飲んでから、新しい物を望みません。『古い物は良い』と言うのです。(ルカの福音書5章37節ー39節)」と仰せられました。行いによって人は救われるのではなく恵みによるものであることを知ったパウロは、安息日に会堂で「イスラエルの人たち、ならびに神を恐れかしこむ人々。よく聞いてください。」と話されてから、イスラエルの歴史を語るとともに十字架の死と復活を語り「モーセの律法によっては解放されることのできないすべての点について、信じる者はみな、この方によって、解放されるのです。」と、この方、すなわちイエス様のことを話されるとともに多くのユダヤ人と神を敬う改宗者たちに、いつまでも神の恵みにとどまっているように勧告されたのでした(使徒の働き13章15節―43節)。弱さを覚える時パウロがテモテに「キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。」と勧めているように、恵みによって救われていることだけでなく、パウロが「罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました(ローマ人への手紙5章20節)」と語っているように、さまざまな失敗をしても、落ち込んだり、自分を責めたりするよりも、恵みとまことに満ちておられ、どんなことも益としてくだる主を仰ぎ見て、恵みから落ちないように心がけようではりませんか。
