満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。(テモテへの手紙第一6章6 節)

1.詩篇23篇1節ー6節
2. ヨハネの福音書6章32節ー35節
3. テモテへの手紙第一6章7節ー11節
4.ヤコブの手紙4章1節ー10節

人は平和を願っているにもかかわらず、戦いや争いが絶えないのは原因についてヤコブの手紙4章1節は人の心にある欲望が原因であることを語っていますが、その根底には自分の利益を求める心の問題があるのではないでしょうか。パウロは「終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。」と語ってから、その時には自分を愛する者、金を愛する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは経験であっても、その実を否定する者になるからです、神以外の者を愛する状態に人々が陥ってしまうことを語っています。今日の聖句は「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。」と、見掛け倒しの敬虔さではなく、心がどのような状態にあるかが非常に大切であることを語っています。ソロモンは豊かでしたが、この世が与えることができるのは空しさしかないことを結論づけるとともに「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」と結論づけました。心に飢え渇きを覚える時、イエス様のことを忘れ、この世の心が奪われているのではないでしょうか。イエス様は私たちに生活に必要なものを神は与えてくださる方であることをも語っています。争いをもたらす欲に支配されないように、満ち足りた心を伴う敬虔さに生きることができるように、「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんな時にも、決して渇くことがありません。(ヨハネの福音書6章35節)」と仰せられたイエス様のことばを心に据えて生きようではありませんか。