私は栄光輝くあなたの主権と、あなたの奇しいわざに思いを潜めます。(詩篇145篇5節)
1.詩篇105篇1節―7節
2.マタイの福音書28章17節―18節
3.ヨハネの福音書5章24節ー27節
4.ピリピ人への手紙2章6節―11節
イエス様は弟子たちに「人々はあなたがたを会堂から追放するでしょう。事実、あなたがたを殺す者がみな、そうすることで自分は神に奉仕しているのだと思う時が来ます。彼らがこういうことを行うのは、父をもわたしをも知らないからです。しかし、わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、その時が来れば、わたしがそれについて話したことを、あなたがたが思い出すためです。わたしが初めからこのことをあなたがたに話さなかったのは、わたしがあなたがたといっしょにいたからです。(ヨハネの福音書16章1節―4節)」と、預言されたように、多くのキリスト者が迫害され、殉教の死を遂げた歴史があります。ペテロは三度イエス様を知らない、と言いましたが、イエス様が死からよみがえられたことによって死に勝利するいのちを見て生ける希望をもっただけでなく、聖霊が下り、聖霊に満たされたペテロは、人を恐れずに大胆に福音を語り続け、やがて殉教の死をとげたのでした。この世に生きている限り世全体を支配している悪魔はキリスト者に戦いを挑んできますが、今日の聖句「私は栄光輝くあなたの主権と、あなたの奇しいわざに思いを潜めます。」を心に据えて、栄光輝く主権はキリストにあることを(イザヤ書9章6節)、主の奇すしいわざである十字架の死と復活を私たちの思いに潜める、すなわち心の内に深く考えて、罪人を救うために御子イエス様を人としてこの世にお遣わしになられた神の愛を、父から与えられた使命を果たされ恵みとまことを実現されたイエス様がどんなに偉大な方であるかを考えて主をほめたたえて生きようではありませんか。