主はご自分の民に力をお与えになる。主は、平安をもって、ご自分の民を祝福される(詩篇29篇11節)

1.イザヤ書4027節―31
2.ルカの福音書28節―14
3.使徒の働き14節―8
4.エペソ人への手紙1章3節―6節

死からよみがえられた主は、聖書を悟らせるためにまず弟子たちの心を開かれてから「次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々の宣べ伝えられる。あなたがたは、これらのことの証人です。さあ、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」と、仰せられてから手を上げて祝福しながら昇天されたのでした(ルカの福音書24章45節―51節)。弟子たちたはイエス様が仰せられたように十日間エルサレムで祈りに専念しているとペンテコステ(五殉節)に聖霊が下り、弟子たちは聖霊の力に満たされて人を恐れていたペテロは十一人とともに立って大胆に福音を語ったのでした。それ以来、今日の聖句が「主はご自分の民に力をお与えになる。主は、平安をもって、ご自分の民を祝福される」と語っているように、イエス様を信じる者に神の力である聖霊が与えられているだけでなく、全生涯の罪が赦されているので、神の御怒りを受ける者ではなく(エペソ人への手紙2章3節)、この世が与えることのできない平安をイエス様は与えてくださり、天にあるすべての霊的祝福をもって祝福してくださっているのです(エペソ人への手紙1章3節)。パウロは「ユダヤ人であっても、ギリシャ人であっても、召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです。(コリント人への手紙第一1章24節)」と語っています。コロナやアフガンの悲惨な状態は、恐れや不安、絶望をもたらしますが、心が元気を失い、疲れ果てないために(ヘブル人への手紙12章2節ー3節)、神の力であり、平安、祝福を与え続けてくださるだけでなく信仰を完成してくださるイエス様が、どんな時にも、いつもともにおられることを忘れずに生きようではありませんか。