御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。(ヨハネの手紙第一512節―13節)

1.ヨハネの福音書521節―24
2.ヨハネの福音書6章39節―40節
3.エペソ人への手紙21節―9
4.ペテロの手紙第一1章3節―9

福音書においてもイエス様は十二人の弟子たちに霊を追い出し、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやすために汚れた霊どもを制する権威をお授けになり、「異邦人の道に行ってはいけません。サマリヤ人の町に入ってはいけません。イスラエルの家の失われた羊のところに行きなさい。行って、『天の御国が近づいた』と宣べ伝えなさい。病人をいやし、死人を生き返らせ、ツアラアトに冒された者をきよめ、悪霊を追い出しなさい。」と仰せられて遣わされたのですが(マタイの福音書10章1節―8節)、イエス様が捕らえられ十字架で殺されてしまうと、もとの生活に戻ってしまったのですが、死からよみがえられたイエス様は昇天される前、弟子たちに「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたは力を受けます。そしてエルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と仰せられたのでした。イエス様が死人の中からよみがえられた姿を見て、弟子たちはイエス様が言われたことと聖書を信じ(ヨハネの福音書2章22節)、福音宣教の働きを推し進めましたが、そのことによって迫害を受けて苦しむだけでなく、多くの弟子たちは殉教の死を遂げることになりましたが、死を恐れずに使命に生きた根底にはヨハネが「御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。」と語っているように、死んでも生きることができる永遠のいのちを持っていることを知っていたがゆえではないでしょうか。人々が恐れているコロナの収束を祈るとともに、このコロナ禍において多くの方に十字架と復活のメッセージが届き、永遠のいのちを与えてくださるイエス様を信じる信仰が与えられるように(使徒の働き3章16節)祈ろうではありませんか。