真実の申し立てをする人は正しいことを告げ、偽りの証人は欺き事を告げる。(箴言12章17節)
1.箴言6章16節―19節
2.マタイの福音書26章57節―68節
3.ヨハネの福音書8章43節―47節
4.使徒の働き6章8節―15節
イエス様が「あなたがたは、なぜわたしの話していることがわからないのでしょう。それは、あなたがたがわたしのことばに耳を傾けることができないからです。あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立っていません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら、彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたはわたしを信じません(ヨハネの福音書8章43節―45節)」と、悪魔とイエス様の違いを語られました。パウロがイエス様から与えられた使命について「わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせるためである。」と証ししているように、キリストを信じていないと偽り者である悪魔(サタンとも呼ばれる)の支配下にあるために、物事を偽り、うそをついてしまうだけでなく、悪魔はイエス様にこの世のすべての国々とその栄華を見せて「もしひれ伏してわたしを拝むなら、これを全部あなたに差し上げます(マタイの福音書4章8節ー9節)」と試みたように、悪魔は自分を礼拝してほしいために、滅ぶべき人間や鳥、獣、はうものなどの偶像を造り、神の真理を偽りと取り代えて造り主の代わりに造られた物を拝むことが敬虔なことのように思いこませているので、偶像崇拝をしているのではないでしょうか。今日の聖句「真実の申し立てをする人は正しいことを告げ、偽りの証人は欺き事を告げる。」を、パウロがイエス様について「私たちは真実でなくても、彼は常に真実である。彼はご自身を否むことができないからである(テモテへの手紙 第二2章13節)」と語っていることを心に据えて、この世や人のことば、むなしいだましごとの哲学(コロサイ人への手紙3章8節)に惑わされたり、欺かれたりしないように、真実な主の教え、真理のみことばで生きるようにしようではありませんか。