神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みの霊です。(テモテへの手紙第一1章7節)

1.使徒の働き1章3節ー8節
2.ローマ人への手紙4章19節ー5章5節
3.ローマ人への手紙8章15節ー24節
4.ペテロの手紙第二1章1節ー3節

イエス様は「わたしはあなたがたに話すことがまだたくさんありますが、今あなたがたはそれに耐える力がありません。しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。(ヨハネの福音書16章12節ー13節)」と、昇天される前には「エルサレムから離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。・・・聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。(使徒の働き1章4節及び8節)」と約束されたように、聖霊に満たされたペテロと弟子たちは人を恐れずに大胆に福音を語っただけでなく、もはやだれが一番偉いかなどと議論するようなことはしなくなりました。パリサイ人として生きていた時のパウロは聖霊を持たずキリストを信じる信仰によって与えられる神の義を知らずに律法による自分の義に生き、自分の考えでキリスト者を迫害していたのですが、キリスト者になり聖霊に満たされたパウロは神の愛を知り、神の愛に生きられただけでなく、テモテに「神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みの霊です。」と、聖霊について具体的に話されました。恐れや思い煩いに悩まされる時、今日の聖句を、神の子とされていることを思い起こし、「アバ、父」と呼んで(ローマ人への手紙8章15節)主からの助けと平安をいただこうではありませんか。