私の兄弟たち。あなたがたのうちに、真理から迷い出た者がいて、だれかがその人を連れ戻すようなことがあれば、罪人を迷いの道から引き戻す者は、罪人のたましいを死から救い出し、また、多くの罪をおおうのだということを、あなたがたは知っていなさい。(ヤコブの手紙5章19節ー20節)

1.テモテへの手紙第一6章9節ー11節
2.ペテロの手紙第一2章4節ー11節
3.ペテロの手紙第一4章7節ー11節
4.ヨハネの手紙第一5章16節ー17節

先日から、アメリカ・ウクライナ首脳会談がバンス副大統領、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の口論で終わってしまった様子が報道されました。選挙中銃撃され耳だけに怪我をおったトランプ大統領は神の守りを語りながら、バンス副大統領にしても全世界がロシアが侵攻したのを知っているにもかかわらずプーチン氏を擁護するような発言をし、ロシア正教徒を表明しているプーチン氏にしても自分を正当化するような言動は、主が「盗んではならない。あなたの隣人に対して、偽りの証言をしてはならない。あなたの隣人の家を欲しがってはならない。(出エジプト記20章15節ー17節)」と仰せられたみことば反する行動で、その原因は欲(テモテへの手紙第一6章9節ー10節、ヤコブの手紙4章1節ー4節)とパウロの「肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。というのは、肉の思いは神に対して反抗するものだからです。それは神の律法に服従しません。いや、服従できないのです。(ローマ人への手紙8章6節ー7節)」ということばに見ることができるのではないでしょうか。今日の聖句は「私の兄弟たち。」と「あなたがたのうちに」と語っているように「真理から迷い出た者」はキリスト者のことを指し示すとともに、「だれかがその人を連れ戻すようなことがあれば、罪人を迷いの道から引き戻す者は、罪人のたましいを死から救い出し、また、多くの罪をおおうのだということを、あなたがたは知っていなさい。」とキリスト者がすべきことを語っています。霊的に死んだ状態から回復するために欲や肉の思いから解かれるようにトランプ氏、プーチン氏のためにとりなして祈ろうではありませんか。