主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。おのれの道の栄える者に対して、悪意を遂げようとする人に対して、腹を立てるな。(詩篇37篇7節)

1.詩篇41節ー8
2.伝道者の書31節ー11
3.イザヤ書4027節ー31
4.エペソ人への手紙426節ー32 

このところトランプ大統領の言動に世界が振り回されている様子やウクライナとロシアや北朝鮮、中近東に関する報道を見ながら、世の終わりが近いことを思わされる一方、パウロが「あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じていたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ人への手紙1311節)」と語っているように、イエス様の再臨が近づいていることを思わされます。パウロは「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。(エペソ人への手紙426節ー27節)」と語っている理由をヤコブの手紙120節「人の怒りは、神の義を実現するものではありません。」に見ることができるのではないでしょうか。ですから、今日の聖句は「おのれの道の栄える者に対して、悪意を遂げようとする人に対して、腹を立てるな。」と警告しているのは、自分の義に生きて高ぶってしまう危険性があるからではないでしょうか。ですから、腹を立てるよりも「主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。」と勧めています。主の前に静まって、主は公義と正義を主の時になされることを、主は主の時にすべてを美しくされることを忘れずに耐え忍び、腹を立てるよりもとりなして祈るようにしようではありませんか。