もしあなたのみおしえが私の喜びでなかったら、私は自分の悩みの中で滅んでいたでしょう。私はあなたの戒めを決して忘れません。それによって、あなたは私を生かしてくださったからです。(詩篇119篇92節ー93節)
1.詩篇19篇7節ー8節
2.イザヤ書8章19節ー20節
3.ヨハネの福音書15章3節ー7節
4.ヘブル人への手紙4章12節ー16節
荒野で四十日四十夜断食をしたあとで、空腹を覚えたイエス様に対して、悪魔は「あなたが神の子なら、この石がパンになるように。命じなさい。」と言ってイエス様を試みましたが、イエス様は「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』と書いてある」と仰せられ、悪魔に勝利されたのでした。イエス様は「この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。(マタイの福音書24章35節)」と仰せられたように、主のみことばはどんな状況にあっても揺るがないものであり、信頼すべきものではないでしょうか。パウロは「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人々の中にあって御国を継がせることができるのです。(使徒の働き20章32節)」と、二度と会うことがないと思われたエペソの教会の長老たちに遺言のように言われたのでした。今日の聖句が「もしあなたのみおしえが私の喜びでなかったら、私は自分の悩みの中で滅んでいたでしょう。私はあなたの戒めを決して忘れません。それによって、あなたは私を生かしてくださったからです。」と語っているように、みことばは、この世の知恵や価値観から私たちの心を天に向けてくださることを心に据えて、恵みに満ちておられ、みことばを喜ぶ内なる人を強め(ローマ人への手紙7章22節)、希望を、問題を乗り越える神の知恵や力を与えくださる主のおしえであるみことばを喜んで生きるようにしようではありませんか。