すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。(ヤコブの手紙1章17章)

1.ヨハネの福音書3章13節ー21節
2.ローマ人への手紙6章17節ー23節
3.ローマ人への手紙8章28節ー39節
4.ヤコブの手紙3章13節ー17節

ヤコブはまず「試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑された、と言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑なさることもありません。人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。(ヤコブの手紙1章12節ー16節)」と警告してから「すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。」と語っています。確かに、エバとアダムと同じようにイエス様は悪魔の試みに会いましが、彼らの場合は生きるのに必要なものがすべて備えられていたエデンの園においてでしたが、イエス様の場合は荒野でしたから悪魔の誘惑に負けやすいような状況にありましたが、イエス様はみことばをもって悪魔に勝利されたのでした。パウロが「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。(ローマ人への手紙6章23節)」と、神が下さる贈り物そのものが完全であることを語っています。私たちも悪魔の試みに会うことがありますが、ヨブ記に見られるように、試練は神を深く知る信仰に生きるために益となる、すなわち成長のためであることを、最高の賜物は御子イエス様であり、パウロのようにキリスト・イエスにある神の愛から、どんな出来事も、どんな被造物も私たちを引き離すことはできないことを忘れずに(ローマ人への手紙8章38節ー39節)主を誉めたたえて生きようではありませんか。