あなたがたは、死者の中からこのキリストをよみがえらせて彼に栄光を与えた神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっている。(ペテロの手紙第一1章21節)

1.ルカの福音書8章22節ー25節
2.ルカの福音書22章31節ー34節
3.ピリピ人への手紙4章4節ー7節
4.ヘブル人への手紙12章2節ー11節

イエス様は、自分たちの中でだれが一番偉いだろうかと議論していた弟子たちに「異邦人の王たちは人々を支配し、また人々の上に権威を持つ者は守護者と呼ばれています。だが、あなたがたは、それではいけません。ああたがたの間で一番偉い人は一番年の若い者のようになりなさい。また、治める人は仕える人のようでありなさい。食卓に着く人と給仕する者と、どちらが偉いでしょう。むろん、食卓に着く人でしょう。しかしわたしは、あなたがたのうちにあって給仕する者のようにしています。けれども、あなたがたこそ、わたしのさまざまな試練の時にも、わたしについて来てくれた人たちです。わたしの父がわたしに王権を与えてくださったように、わたしもあなたがたに王権を与えます。それであなたがたは、わたしの国でわたしの食卓について食事をし、王座に着いて、イスラエルの十二の部族をさばくのです。」と話されてから「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたがたの信仰がなくならないように、あなたがたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」と忠告したのですが、ペテロは「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」と申し上げたのですが、イエス様が預言されたように三度イエス様を知らないと言い、イエス様が振り返って見た時、彼はイエス様のことばを思い出して激しく泣いたのでした。その経験をもってペテロは今日の聖句にあるように私たちの信仰と希望は自分にではなく神にかかっていると証しされたのでした。時に、自分に失望するようなことが起こっても、神である主が祈っていてくだることを、すべてのことを益としてくださることを忘れずに、主を信じて生きようではありませんか。