悪者は自分の悪によって打ち倒され、正しい者は、自分の死の中にものがれ場がある。(箴言14章32節)
1.エゼキエル書18章20節―32節
2.ローマ人への手紙8章18節―24節
3.ペテロの手紙第二1章18節―9節
4.黙示録12章7節―12節
創世記2章7節は、人には他の被造物と違っていのちの息が吹き込まれたこと、同章18節―22節は、神である主が「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。』」と仰せられてからアダムの助けてとしてエバを創造されたことが、創世記1章31節は「神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。夕があり朝があった。」と語っていますが、そのような世界に、元は神に仕える御使であったにもかかわらず、被造物であることをわきまえず、神のようになろうと高ぶったために打ち倒されて天から地に落とされたサタンとも呼ばれる悪魔によってこの世に悪が入り込んでしまっただけでなく、悪魔は神のことばを完全に否定し、善悪の知識の木から取って食べると神のようになれる、と自分と同じ罪を犯させるようにエバを誘惑し、悪魔のことばを信じて食べたエバの声に従ってアダムも食べて罪を犯してしまったのでした。パウロが語っているように、人には善をしたいという願いがあるにもかかわらず、かえってしたくない悪、すなわち後悔するようなこと行い、自分に失望してしまうことが多々あるのではないでしょうか。神は罪や死、悪魔の手から救うために御子イエス様をお遣わしになられたのでした。今日の聖句「悪者は自分の悪によって打ち倒され、正しい者は、自分の死の中にものがれ場がある。」を心に据えて、キリストによって正しい者とされていることを感謝するとともに、自分の悪によって打ち倒された悪魔に、死に勝利していることを、永遠のいのちが与えられていることや国籍は天にあることを、やがて主の栄光のからだと同じように変えられることを喜び、パウロと同じようにキリスト・イエスにある神の愛からどんな被造物も引き離すことができないことを確信して生きようではありませんか。