あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。(ガラテヤ人への手紙3 章26節)

1.サムエル記第二7章12節―16節
2.ヨハネの福音書1章9節―13節
3.ローマ人への手紙8章15節―16節
4.ヨハネの手紙第一5章1節ー5節

イエス様はニコデモに「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。(ヨハネの福音書3章5節―6節)」と、人はまず両親によってこの世に誕生しますが、神の国に入るためには御霊によって生まれる必要があることを話されました。ところで、イエス様が「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためです。その方は真理の御霊です。(ヨハネの福音書14章16節―17節)」と仰せられたように、御霊は人の努力や修行によって得ることができるものではなく、イエス様を信じる者に与えられるものであり、ヘブル人への手紙12章2節やペテロは、その信仰もイエス様によって与えられるものであることを語っています(使徒の働き3章16節)。今日の聖句は「あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。」と、「あなたがたはみな」と、キリスト者はだれひとりとして例外なく神の子とされており、その立場は行いによって崩れることがないのは、親子関係は血による関係であるように、十字架で流された血によって親子関係が確立しているからではないでしょうか。神は、死によってその存在が失われてしまうような親ではなく、永遠の親であり決して見捨てることのないばかりか、御霊なる神として内住しておられるために、いつもともにいてくださり、どんなことも益としてくださる親であることを忘れないようにしようではありませんか。