自分のことばを控える者は知識に富む者。心の冷静な人は英知のある者。(箴言17章27節)

1.マタイの福音書6章5節―8節
2.エペソ人への手紙1章17節―19節
3.エペソ人への手紙17節―27節
4.ヤコブの手紙1章12節―26節

この世は自分の考えをもってはっきり主張できる方を能力のある人と評価しやすいものですが、支配欲が働き出すと、プライドが頭をもたげて自分の考えを押しつけようとして人間関係にひずみが出てしまうのではないでしょうか。今日の聖句は「自分のことばを控える」秘訣は「知識に富む」ことにある、とありますが、パウロはコリントの聖徒たちがことばといい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かな者とされていることを神に感謝する一方で「私はパウロにつく」「私はアポロにつく」と、「私」に生きてしまうと知識があってもその知識に生きていないと世の人と同じように争いが起きてしまうことを指摘されました。今日の聖句は「心の冷静な人は英知のある者。」と心が冷静に保つ秘訣は、英知、すなわち、感情によらず理性的に物事を把握する知恵にあることを語っています。パウロは「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい。(エペソ人への手紙4章26節―27節)」と、私たちには感情がありますから、怒ったり、憤ったりするようなことがありますが、悪魔に機会を与えない、すなわち神や神のことばを忘れさせるような悪魔の策略に陥らないように忠告しています。感情に支配されると後悔するようなことばを口にして落ち込んだり、心の冷静さを失ってしまうのではないでしょうか。神がどのような方であるかを忘れずに主を信頼し、いのちのみことばをしっかり握って、この世が与えることのできない主からの平安をいただいて冷静に物事を判断して生きようではありませんか。