私が言っていることをよく考えなさい。主はすべてのことについて、理解する力をあなたに必ず与えてくださいます。(テモテへの手紙第二2章7節)

1.ヨハネの福音書14章22節―26節
2.コリント人への手紙第一2章1節―10節
3.コリント人への手紙第二6章1節―10節
4.コロサイ人への手紙1章3節―9節

パウロはテモテに対して「キリスト・イエスのりっぱな兵士として、私と苦しみをともにしてください。」と語ってから、兵士は徴募した者を喜ばせるために、すなわち主が喜ばれるように生き、アスリートは栄冠を得るためには規定に従って競技をする、すなわち敬虔のために自分を鍛錬し、農夫が収穫を得るためには労苦があることを話されてから、「私が言っていることをよく考えなさい。主はすべてのことについて、理解する力をあなたに必ず与えてくださいます。」と、語っていますが、それはパウロ自身が恵みを体験したからではないでしょうか。パウロはキリスト者となったことによってさまざまな苦しみを受けましたし、サタンの使いによって肉体に与えられたとげを去らせてくださるように三度願っても、主から「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたので、その願いがかなえられなかったのは、高ぶることのないためであることがわかったからではないでしょうか。ですから冒頭に「わが子よ、キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。」と勧めているのではないでしょうか。イエス様は「主よ。あなたが、私の足を洗ってくださるのですか。」と尋ねたペテロに「わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、あとでわかるようになります。」と仰せられました(ヨハネの福音書13章6 節―7節)。聖霊に満たされたペテロは大胆に福音の奥義を語ったのでした。主が教えてくださる時があることを心に据えて生きようではありませんか。