主イエス・キリストを着なさい。欲望を満たそうと、肉に心を用いてはいけません。(ローマ人への手紙13章14節)
1.ガラテヤ人への手紙3章26節ー28節
2.エペソ人への手紙4章17節ー24節
3.コロサイ人への手紙3章2節−11節
イエス様は「自分のために、地上に宝を蓄えるのはやめなさい。そこでは虫やさびで傷物になり、盗人が壁に穴を開けて盗みます。自分のために、天に宝を蓄えなさい。そこでは虫やさびで傷物になることはなく、盗人が穴を開けて盗むこともありません。あなたの宝のあるところにあなたの心もあるからです。(マタイの福音書6章19節―21 節)」と、宝と心の関係を語られ、天に宝を蓄えることを勧められました。「先生、永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをすればよいのでしょうか。」と尋ねた金持ちの青年にイエス様が「いのちに入りたいと思うなら戒めを守りなさい。」と言われると、彼が「どの戒めですか」と尋ねたので、主が「殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽りの証言をしてはならない。父と母を敬え。あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」と話されると、彼が「私はそれらすべてを守ってきました。何かまだ欠けているのでしょうか。」と再度尋ねたので、イエス様が「完全になりたいのなら、帰って、あなたの財産を売り払って貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を持つことになります。そのうえで、わたしに従ってきなさい。」と話されると、彼は多くの財産を持っていたので、悲しみながら立ち去ったのでした。彼は永遠のいのちを求めていたにもかかわらず、天に宝を蓄えるということが理解できず、地上のことしか考えられなかったのには心が肉に向いていたからではないでしょうか。パウロは「あなたがたはキリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座についておられます。上にあるものを思いなさい。地にあるものを思ってはなりません。(コロサイ人への手紙3章1節―2節)」と語っていますが、それは今日の聖句「主イエス・キリストを着なさい。欲望を満たそうと、肉に心を用いてはいけません。」に生きる秘訣を語っているのではないでしょうか。十字架で罪の代価を支払ってくださり、今は天に座してとりなしていてくださるイエス様がいつでも、どんな時にでも一緒におられることを心に留めて生活しようではありませんか。