私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください。(詩篇119篇18節)

<関連聖句>

1.詩篇119129節―130
2.エペソ人への手紙116節―19
3.テモテへの手紙 第二16節―17

<メッセージ>

善悪の知識の木から取って食べたなら、その時必ず死ぬ、という神の警告を直接聞いていなかったエエバに、本当の理由を教えてあげるよ、と言わんばかりに、善悪の知識の木から取って食べても決して死ぬことがないばかりか、それを食べるその時、あなたがたの目が開け、神のようになり善悪を知るようになることを神は知っているのです、といつわりをもってエバをだましたのですが、エバは悪魔の教えを信じ、食べるのに良く、目に慕わしくいかにも好ましく思えたので取って食べ、そばにいたアダムにも与えたのでアダムも食べたのですが、そのことによって、確かにふたりの目が開け自分たちが裸であるのを知りイチジクの葉をつづり合わせて自分たちの腰のおおいを作り、神である主の声を聞くと園の木の間に隠れるようなことをしたのでした。ヤコブ手紙1章14節―16節は「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟するとしを生みます。愛する兄弟たち、だまされないようにしなさい。」と、ヨハネの手紙 第一2章15節―16節は「世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父からでたものではなく、この世のから出たものだからです。世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行う者は、いつまでもながらえます。」と警告しています。何に目を留めるかによって私たちの信仰生活が大きく変わってしまうのではないでしょうか。世全体は悪魔の支配下にあります。ですからこの世や人の教えにとらわれないために、今日の聖句が「私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください」と祈っているように、主が心の目を開いてくださるように、恵みのみことばに、信仰の完成者であるイエス様に目を留めて生きることができるように聖霊様に助けていただこうではありませんか。