聖書箇所

人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。(ローマ人への手紙13章1節)

<関連聖句>

1.ルカの福音書71節―9
2.テモテへの手紙 第一 2章1節―4
3.ペテロの手紙 第一2章13節―18節

<メッセージ>

「何の権威によって、これらのことをしておられるのですか。だれが、あなたにこれらのことをする権威を授けたのですか。」と尋ねた祭司長、律法学者、長老たちに、イエス様は「一言尋ねますから、それに答えなさい。そうすれば、わたしも、何の権威によってこれらのことをしているのかを、話しましょう。ヨハネのバプテスマは、天から来たのですか、人から出たのですか。答えなさい。」と尋ねると、彼らは「もし天から、と言えば、それならなぜ、彼を信じなかったかと言うだろう。だからといって、人から、と言ってよいだろうか。」と互いに論じ合ってから「わかりません」と答えたので「わたしも、何の権威によってこれらのことをするのか、あなたがたに話すまい。」と仰せられたのでした。そこで、彼らはわなに陥れようとして、パリサイ人とヘロデ党の者数人をイエス様のもとに送り「先生。私たちは、あなたが真実な方で、だれもはばからない方と存じています。あなたは人の顔色を見ず、真理に基づいて神の道を教えておられるからです。ところで、カイザルに税金を納めることは律法にかなっていることでしょうか、かなっていないことでしょうか。納めるべきでしょうか。納めるべきでないのでしょうか。」と尋ねさせたのですが、イエス様は「なぜ、わたしをためすのか。デナリ銀貨を持って来て見せなさい。」と仰せられ、「これはだれの肖像ですか。だれの銘ですか。」と尋ねたので、彼らは「カイザルのです。」と答えたので、イエス様は「カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」と仰せられたのでした(マルコの福音書1127節―13節及び1213節―17節)。参院選のために多くの方が「神のみこころがなりますように」と祈られたことと思います。今日の聖句「人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。」心に据えるとともに、パウロが「すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」と勧めているように、当選した議員の方々、安倍総理はじめ安倍内閣、政財界、教育界のリーダー、偶像崇拝をしている人々の救いのために祈ろうではありませんか。なぜなら、それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためであり、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることだからです(テモテへの手紙 第一2章1節ー2節)。